矯正症例⑫(空隙・すきっ歯)
空隙・すきっ歯の治療例(術前・術後)と解説
年齢・性別 | 20代女性 |
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治療期間 | 3年 |
抜歯 | あり(上顎左右第一小臼歯) |
治療費(税込) | 880,000円 |
備考 | ブラケット矯正 |
リスク・注意点 | ・治療後の保定装置の装着を使用しないと、後戻りしてしまう可能性が高くなります。 ・矯正治療中の歯の移動による痛みは、個人差があります。 ・治療中は、噛み合わせの違和感などを感じる場合があります。 |
矯正担当 | 日本矯正歯科学会認定医 宮下 貴代 |
問題点
・Low angle
・骨格性上顎前突
・過蓋咬合
・空隙歯列弓
・左右側切歯矮小
・下顎正中左方偏位
治療説明
前歯の隙間が空いており、噛んでいないことを治療したいと受診されました。
骨格的にも上顎が前方に位置している状態を上顎小臼歯の抜歯で解消し、下の前歯の真ん中のずれは矯正用アンカースクリューを併用して治療を行いました。
真ん中のずれの解消に時間はかかりましたが、口元も下がり美しい横顔を獲得でき、ご満足いただけました。上顎側切歯は左右とも大きさを整える治療を行いました。
保定装置の使用にも協力的で、治療終了から2年経過しましたが、現在も良好な状態を維持できています。