矯正症例⑨(受け口・下顎前突)
受け口・下顎前突の治療例(術前・術後)と解説
年齢・性別 | 20代女性 |
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治療期間 | 2年7ヵ月 |
抜歯 | なし |
治療費(税込) | 880,000円 |
備考 | ブラケット矯正 |
リスク・注意点 | ・治療後の保定装置の装着を使用しないと、後戻りしてしまう可能性が高くなります。 ・矯正治療中の歯の移動による痛みは、個人差があります。 ・治療中は、噛み合わせの違和感などを感じる場合があります。 |
矯正担当 | 日本矯正歯科学会認定医 宮下 貴代 |
問題点
・骨格性下顎前突
・前歯部反対咬合
・舌癖
治療説明
幼少期にも反対咬合に対し矯正治療を行なったものの、今になり下の前歯が出てきてしまったと受診されました。
骨格的にも下顎が前にある傾向が強かったため、手術を伴う外科矯正についてもご説明しましたが、矯正のみで治療をしたいとの希望のため、マルチブラケット装置で治療を行いました。舌の大きさが大きかったこともあり、非抜歯での治療を選択しました。また、舌癖に対するトレーニングも同時に行っています。
骨格的な問題が強く、正常な噛み合わせに近づけるのに時間がかかってしまいましたが、手術をせずに治療を完了できご満足いただけました。